かの有名な大泥棒、石川五右衛門の辞世の句に「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」とあります。
川辺の砂が尽きることがあっても、この世から盗人がいなくなることはない、という意味です。
これは正に、現代の「タチの悪い盗人」にも通じる真実かもしれません。
法律の抜け穴を使い人々の夢を食い物にする存在が、残念ながらこの業界にも蔓延しています。
🚨 「デビューのチャンスが多い」は嘘？ 夢を追う人へ贈る冷徹な現実
業界関係者の間では、これはもはや満場一致の意見です。
声優学校では聞こえの良い謳い文句を並べたパンフレットが巷に溢れていますが、はっきり申し上げます。
そんな都合の良い現実は、ありません。
1. 事務所所属は「極めて稀」
声優学校から直接事務所に所属できる確率は、0.1%にも満たないのが現実です。
しかもその所属先はほぼ無名か、良くて中堅事務所。アニメやゲームの第一線で活躍する声優は全員大手事務所に所属しており、中堅以下が入れる隙間は存在しません。
つまり、運良く所属できても、仕事すら貰えないという二重の壁があるのです。
2. ドラフトオーディションの真実
「ドラフトオーディションで大手事務所に抜擢されればワンチャンあるのでは？」
残念ながら、声優学校の合同ドラフトに参加する事務所の99％は中堅以下です。
なぜ大手は参加しないのか？ 答えは簡単です。大手事務所は、わざわざ選考を経ていない大量の生徒の中から「金の卵」を探す手間をかけません。
彼らは自前で設立した養成所で選考を重ね、実力の保証された数少ない優秀な人材を育てる方が確実だからです。
大手事務所にとって、声優学校のドラフトに参加するメリットはほぼないのです。
💰 99.9%の生徒が辿る「誘導ルート」の闇
先述の通り、事務所に直接所属できる生徒はわずか0.1%。
では、残りの99.9%の生徒はどうなるのでしょうか？
「デビューできずに終了」ではありません。それでは学校のパンフレットに「業界デビュー率95％！」などと書けなくなってしまいますからね。
残りの生徒は、各養成所に回されます。「入所料金半額」「特待生」といった体裁上の名目を付けて。
賢明なあなたならもうお気づきでしょう。このルートを図式化すると以下のようになります。
「声優学校」➡「養成所」➡「事務所所属」
💥 結論：声優学校は「遠回り」で「高額」なだけ
「声優学校」の工程を飛ばして直接「養成所」に入所したほうが、圧倒的に近道ではありませんか？
「養成所」➡「事務所所属」
声優学校に通った結果、高額な学費（平均150万円/年）に加え、養成所費（平均36万円/年）まで二重に支払うことになり残るのは借金地獄だけという悲惨なケースが後を絶ちません。
声優学校は、学費ローン会社と提携し、夢を追いかける人々の純粋な熱意を食い物にして搾取しているのです。
✅ 逃げずに、最短ルートで這い上がれ
声優という夢を叶えるための最短ルートは、ただ一つ。
現実から目を逸らさず、選考の厳しい養成所やオーディションで実力をつけて這い上がることです。
これは決して楽な道ではありません。しかし、それくらいの覚悟がなければ、夢は到底叶わない世界なのです。実力主義の養成所では、一次選考から演技審査が設けられるのが一般的です。
当スクール「メイクリ」が演技専門ボイトレ教室を開講したのは、この最短ルートを辿れる「金の卵」を増やすためです。
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一人で夢に届くか不安な方、ぜひ一度、あなたの夢についてお話を聞かせてください。お待ちしております。
