
「声優になりたい」と一念発起してボイストレーニングを始める際、まず悩むのがシアーなどの大手教室に通うか、個人講師に師事するか、ではないでしょうか。
特に声優のボイトレは滑舌や演技指導など専門的な要素も多く、よりパーソナルな指導が求められます。
結論から言うと、真剣に、そして最短で上達したいなら「個人のボイトレ教室」が断然おすすめです。
この記事では元シアーミュージック講師であるわたしが、大手教室にはない個人のボイトレ教室ならではの魅力と、おすすめする決定的な3つの理由を詳しく解説します。
1.【指導への熱意が違う】月謝の中抜きがないので講師のモチベーションが非常に高い
個人のボイトレ教室が上達しやすい最大の理由は、講師のモチベーションの高さにあります。
大手ボイトレ教室の場合、生徒が支払った月謝は運営会社を経由してそこから講師へ給与が支払われます。
この通称「中抜きシステム」は、なんと講師が受け取る報酬を3分の1以下にしてしまいます。
一方で個人契約の場合、講師は生徒様から直接対価をいただくことになります。
- 大手教室の場合:生徒は「学ばせていただくもの」という意識になりがちで、講師のモチベーション維持は会社のシステムに依存します。
- 個人教室の場合:講師側も「教えさせていただくもの」という心構えになります。
これは、生徒様に価値を感じて継続していただかなければ教室の経営が成り立たないからです。
そのため、講師は常に生徒のために惜しまず努力し、モチベーションが高い状態を維持します。
生徒一人ひとりの「成長」と「満足度」が講師自身の評価と収入に直結するため、自然と指導への熱意が大手教室とは比べ物にならないほど高くなるのです。
2.【目標へ最短距離】経営理念に縛られず生徒一人に合わせたレッスンが可能
大手教室は多くの生徒を効率的に指導するために、カリキュラムや指導方法に統一されたルールや経営理念を設けています。
しかし、これが個々の生徒の成長を妨げる壁になることがあります。
声優としての発声、歌唱力、演技力など、生徒が目指すゴールや抱える課題は千差万別です。
個人ボイトレ教室の最大の強みは、この「縛りがない」柔軟性です。
- 個人の先生は、大手教室のような厳しいルールや経営理念に縛られません。
- 生徒様の現在のスキル、希望する理想、目標(例:一年後のオーディション合格、特定の発声法習得など)に合わせて、独自のレッスンメニューを自由自在に作成・調整することが可能です。
講師側も制限なく自身の能力やノウハウを最大限に発揮できるため、生徒一人ひとりに深く寄り添った、最大効率のレッスンを提供することができます。
無駄な時間をかけず、あなたの理想へ最短で到達できる環境が整っています。
3.【ストレスフリーな環境】レッスン内容・日程変更など迅速な対応
レッスンを受けていると、「今週は滑舌を重点的にやりたい……」「来週のレッスン日を変更したい……」といった要望が出てくるものです。
大手教室の場合、レッスン内容の大きな変更や急な日程変更には、運営本部への申請や事務手続きなどの煩雑なステップを踏む必要があります。
時間も手間もかかり、生徒にとってストレスになることも少なくありません。
個人のボイトレ教室では、このような余計な事務手続きを挟む必要がありません。
- 生徒側の要望を講師に直接伝えるだけで、その場で迅速な対応や調整が可能です。
- 個人経営だからこその柔軟性とスピード感をもって、生徒様の学習状況やライフスタイルに合わせてくれます。
個人教室では、生徒側が「教えて頂く立場」でありながら、講師側も「教えさせて頂く立場」という、対等で良好な信頼関係が築きやすい環境なのです。
この柔軟性が、生徒の継続的な学習を強力にサポートしてくれます。
まとめ:真剣な目標には「パーソナルな指導」を
大手のボイトレ教室は安心感がありますが、本気で声優を目指したい、自分の課題を克服したいと考えるなら講師の情熱と指導の柔軟性がある個人のボイトレ教室が最適です。
わたしがシアーミュージックを辞めて「演技ボイトレ教室 - メイクリ」を立ち上げたのも、この利点を最大限に活かすためです。
- 講師のモチベーションの高さで、常に質の高いレッスンを受けられる。
- オーダーメイドのカリキュラムで、目標まで最短距離で進める。
- 柔軟な対応で、学習をストレスなく継続できる。
この個人ボイトレ教室の持つメリットに、更に。
- どの声優学校や音楽スクールよりも圧倒的にお安く(月額1万円〜)
- 全国どこでもレッスンを受けられる(オンライン可)
- その人専用のレッスンを組むため、じっくりマンツーマンで(最長の1時間半)
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