マイク越しでイケボが崩れる理由

オンライン特化型の声優スクール・メイクリでは、 「生声では良い声だと言われるのに、マイクを通すと別の声になる」という相談を日常的に受けています。

マイクを通せば声がそのまま届くと思われがちですが、 実際にはマイクは声の特性を選別して拾うため、生声とは異なる状態で出力されるケースがほとんどです。 「良い声を出せていればマイク越しでも同じはず」という前提のまま進んでいると、 マイクを通す場面で繰り返し崩れる状態が続くことがあります。

こうした前提のズレがあるままでは、 オンライン会議・配信・録音といった場面で声の印象が意図した状態にならない状況が続きます。

このページでは、 マイク越しでイケボが崩れる理由と、なぜそうなりやすいのかを見ていきます。

マイクは声をそのまま届けるわけではない

マイクは音を拾って電気信号に変換する機器ですが、 声をそのまま届けるわけではありません。

マイクには拾いやすい音域と拾いにくい音域があり、 機種によってその特性が異なります。

また、 マイクとの距離・部屋の反響・周囲の環境音なども、 録音や配信に乗る音に影響します。

生声で良く聞こえていた声が、 マイクを通すと印象が変わって届くのは、 こうしたマイクの特性によるものです。

声の状態がそのまま届くわけではないという前提が、 マイクを通した声を考える上での出発点になります。

崩れる理由① マイクは倍音の乱れを拡大する

生声では気にならなかった倍音の乱れが、 マイクを通すと強調されることがあります。

生声を聴くとき、 耳は周囲の空気を通して音を受け取ります。 この過程で、 極端に乱れた倍音はある程度自然に補正されて聴こえることがあります。

一方マイクは、 声の特性を直接拾って出力するため、 倍音の乱れがそのまま音として出てきます。

こもりやすい声、 芯がない声、 響きが薄い声は、 マイクを通すとその特性がより明確に出ます。

生声では「普通の声」として通っていても、 マイク越しでは「こもっている」「聴き取りにくい」 と評価が変わるケースはこの理由で起きています。

崩れる理由② 息の多さがマイクに乗りやすい

息の量が多い発声は、 マイクを通すと息っぽさが強調されます。

生声で話しているとき、 息の多さはある程度の距離があれば拡散して聴こえにくくなります。

ですがマイクはその息を直接拾うため、 息の量が多い発声はそのまま音に乗ります。

結果として、 声よりも息の音が目立つ状態になりやすく、 声の輪郭が曖昧に届きます。

これは、 生声で「ソフトな声」「やさしい声」として評価されていた声が、 マイク越しでは「こもっている」「何を言っているか分からない」 と評価が変わる原因のひとつです。

息の量のバランスは、 マイクを通す場面ではより重要な要素になります。

崩れる理由③ 生声の感覚でマイクに向かっている

マイクを通した声が崩れる原因のひとつとして、 生声を出すときの感覚のままマイクに向かっていることがあります。

生声での発声とマイクに向けた発声では、 適切な声の出し方に差があります。

生声では距離に応じた声量が必要ですが、 マイクは近距離で拾うため、 同じ声量で出すと音が割れたり、 息の音が強調されたりすることがあります。

マイクとの距離・角度・声量のバランスは、 生声の感覚とは別に調整する必要があります。

この調整を行わないまま生声の感覚でマイクに向かうと、 意図した声とは異なる状態で出力されます。

崩れる理由④ 部屋の反響が録音に乗る

マイク越しの声に影響するもうひとつの要素として、 録音環境の反響があります。

部屋の壁・床・天井に声が反響すると、 その反響音がマイクに混入します。

反響が多い環境では、 声に余計な響きが加わり、 こもったような印象になることがあります。

スマートフォンやパソコンの内蔵マイクは、 外付けマイクと比べて周囲の音を拾いやすく、 反響の影響を受けやすい傾向があります。

反響が少ない環境で録音した声と、 反響が多い環境で録音した声では、 同じ発声でも聴こえ方が大きく変わります。

声の状態の問題と環境の問題は、 区別して考える必要があります。

崩れる理由⑤ マイクを通した自分の声を聴いたことがない

マイク越しで声が崩れることに気づかない原因のひとつに、 マイクを通した自分の声を正確に聴いたことがないという点があります。

オンライン会議や通話では、 自分の声が相手にどう届いているかをリアルタイムで確認することができません。

配信や録音で後から聴き返しても、 何を基準に評価すればいいかが分からなければ、 「なんか変な気がする」という感想で終わりやすくなります。

マイクを通した自分の声の状態を正確に把握するためには、 適切な環境で録音し、 明確な評価基準を持って確認する必要があります。

この仕組みがない状態では、 マイク越しで崩れていることに気づかないまま続くことがあります。

イケボとして機能する声はマイクを通しても崩れにくい

イケボとして機能する声の特徴のひとつは、 マイクを通しても印象が崩れにくいという点です。

倍音が整っている声は、 マイクを通しても音の輪郭が保たれやすくなります。

息のバランスが取れている声は、 マイクに息が乗りすぎる状態になりにくくなります。

喉の力が抜けている声は、 マイクを通しても硬さや圧迫感が出にくくなります。

こうした特性を持つ声は、 生声でもマイク越しでも印象が安定しやすくなります。

マイク越しで崩れる声は、 生声の時点ですでに発声の状態に問題を抱えていることが多く、 マイクがその問題を可視化しているとも言えます。

マイク越しの声を前提にした評価が必要な理由

オンライン特化型の声優スクール・メイクリでは、 最初からマイクを通した状態での声の評価を前提にしています。

生声での発声練習だけでは、 マイク越しで何が起きているかを把握することができません。

マイクを通した状態での声の評価がなければ、 実際の使用場面でどういう声が届いているかを確認できません。

生声での良し悪しとマイク越しでの良し悪しは、 完全に一致しません。

マイクを通した声を前提にした評価と練習が、 実際の場面で機能するイケボに近づくための条件になります。

マイク越しで崩れる問題の根本はどこにあるか

ここまで見てきたように、 マイク越しでイケボが崩れる理由は、 マイクの問題ではなく、 発声の状態とマイクの特性の組み合わせによるものです。

生声では目立たなかった倍音の乱れや息の多さが、 マイクという環境によって可視化されます。

マイク越しで崩れるということは、 発声の状態にマイクが反応しているということです。

その状態を把握し、 マイクを通した評価の中で発声の土台を整えることが、 崩れない声に近づくための取り組みになります。

マイクを通しても機能するイケボの条件と、 発声の状態との関係については、 マイク越しでも崩れないイケボの条件で詳しく扱っています。

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