男の娘になりたい人がやりがちな遠回りの構造

オンライン特化型の声優スクール『メイクリ』では、男の娘に関する相談を日常的に受けています。その中には、長い間取り組んできたが、振り返ると成立に直接繋がらない取り組みに多くの時間を使っていたという方がいます。
努力はしていた。取り組みを続けていた。でも成立に近づいていた実感がない。振り返ると、やっていたことが遠回りだったと感じる。こうした経験を持つ方がいます。遠回りをしてしまう理由は、意志や努力の量の問題ではありません。取り組みの方向性と成立条件のずれが、遠回りを生みます。
本記事では、男の娘になりたい人がやりがちな遠回りの構造について、特定の方法に寄らず、成立条件との関係という視点から掘り下げていきます。

外見への投資が声の問題を後回しにする遠回り

最も多い遠回りの一つは、外見への投資が続くことで声の問題が後回しになるパターンです。アバターを整える、衣装を増やす、外見の完成度を上げる。外見への取り組みは成果が目に見えやすく、投資した分だけ変化が確認できます。そのため、外見への取り組みが続きやすい。
外見が整うほど、声との落差が目立ちます。アバターが完成度の高い状態になると、話した瞬間の声が対比として強調されます。「見た目はいいのに話すと印象が変わる」という状態が、外見への投資が積み重なった段階で顕在化します。この段階で声に向き合い始めると、外見への投資がすでに大きくなっています。
外見への取り組みを続けることは間違いではありません。ただし、外見への投資が積み重なる前に声の現状を把握しておくことで、外見と声を並行して進める判断ができます。外見に集中して声を完全に後回しにする期間が長くなるほど、後から声に向き合ったときの落差が大きくなります。

高さだけで声を変えようとする遠回り

声に取り組み始めたとき、声を高くすることに集中するという遠回りがあります。女声は高い声というイメージから、高くすることを練習の中心にします。しかし、声を高くするだけでは、女性として知覚される声に近づかない場合があります。
声の性別知覚には、高さ以外の要素が関わっています。共鳴の位置、声帯の閉じ方、息の混じり方。これらが組み合わさって、聞いた人が女性の声として処理するかどうかが決まります。高さだけを変えた状態は、「高い声の男性」として知覚される場合があります。高くすることへの取り組みを続けても、「高くしているのに男声に聞こえる」という状態が続く場合、高さ以外の要素に向き合う必要があります。
高さを変えることが無意味だということではありません。ただし、高さだけを変えることで成立に近づこうとする場合、高さ以外の要素が変わらない限り、ある段階で壁にぶつかります。その壁を「自分には無理だ」という結論に直結させると、高さ以外の要素への取り組みが見えないまま諦めることになります。

情報収集が取り組みの代わりになる遠回り

情報を集めることが、取り組みの代わりになってしまうという遠回りがあります。より良い方法を探し続ける。成立した人の経験談を読み続ける。練習方法の情報を集め続ける。情報が増えるほど「準備が整っている」という感覚が生まれますが、実際の取り組みは進んでいない状態が続きます。
情報収集と取り組みは別の行動です。情報を知っていることと、それを実際に試して現状を変えることは異なります。情報収集の時間が増えるほど、実際の取り組みの時間が減ります。情報量と成立の距離は、比例しません。情報は取り組みの方向性を決めるための材料です。取り組み自体の代わりにはなりません。
情報収集が取り組みの代わりになっている状態に気づくためのサインがあります。新しい情報を得ても行動に移していない。情報を集めるほど「もっと調べてから」という気持ちが強くなる。これらが続いているなら、情報収集と取り組みの比率を見直す必要があります。

他者の評価を成立の証拠にする遠回り

「可愛い」と言われた経験を、成立の証拠として扱う遠回りがあります。他者から肯定的な評価を受けたとき、「成立した」という判断に直結させると、足りていない部分が見えにくくなります。
「可愛い」という評価が何に対してのものかを確認する必要があります。外見への評価なのか、声への評価なのか、全体的な印象への評価なのか。あるいは相手が気を遣っての言葉なのか。評価の対象が分からない場合、足りていない部分が見えないまま「成立している」という判断になる場合があります。
肯定的な評価を受けることは取り組みの成果として嬉しい情報です。ただし、その評価が何に対してのものかを把握しないまま「成立した」という判断に使うと、足りていない部分への取り組みが後回しになります。評価を成立の判断材料として活用するためには、評価の対象が何かを確認することが必要です。
男の娘になりたい人が遠回りを減らすための成立条件について詳しく知りたい方は、男の娘とは何か、遠回りを減らすための定義と条件をご覧ください。
遠回りをしてしまう理由は、意志や努力の問題ではありません。取り組みの方向性と成立条件のずれが、遠回りを生みます。方向性を確認することが、遠回りを減らす出発点です。


 

メイクリは、
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