
メイクリは、
できるだけ多くの人に通ってもらうことを
目的にした声優スクールではありません。
長く在籍してもらうことや、
継続して支払いをしてもらうことを
最優先に考えているわけでもありません。
本気で取り組もうとする人の
努力やお金が無駄にならないための場所でありたい。
それが、メイクリの基本方針です。
そのため、場合によっては
入会をお断りすることがあります。
メイクリでは、
演技力や経験以前に、
最低限の社会的マナーや
取り組む姿勢を重視しています。
時間や約束を守れない
連絡が極端に雑
問題点の指摘をすべて何かのせいにする
努力の過程を飛ばして結果だけを求める
こうした傾向が強い場合、
声優として活動していく以前の段階で
大きな壁にぶつかってしまいます。
これは才能の問題ではありません。
声優は、
人と一緒に仕事をする職業です。
現場では、
技術だけでなく
信頼関係や姿勢そのものが
仕事につながっていきます。
その前提が成立しない状態で
レッスンを続けても、
講師として責任を持つことは出来ません。
そのため、最初から
お断りする判断をすることがあります。
マンツーマンレッスンは、
受ければ自然に上手くなる
魔法のようなものではありません。
講師が一方的に何かを与えるものでもなく、
受ける側の努力や姿勢があって
初めて効果を発揮します。
マンツーマンだからこそ、
講師と生徒が
二人三脚で取り組む必要があります。
その関係が成立しない場合、
どれだけ時間やお金をかけても
結果につながりにくくなります。
それを
「お金を払っているから」
「教えてもらっているから」
という理由だけで成り立つものだと
誤解させたくありません。
多くの声優学校や大手スクールでは、
できるだけ多くの人を受け入れ、
途中で辞めさせない構造が取られています。
それ自体が悪いわけではありません。
ただ、その仕組みの中では、
一人ひとりと深く向き合うことが
難しくなってしまうのも事実です。
メイクリは、
そのやり方を選びませんでした。
全員を受け入れない代わりに、
受け入れた人には
きちんと向き合う。
それが、
講師としての責任だと考えています。
メイクリは、
誰でも声優になれる場所ではありません。
ですが、
現実と向き合った上で
自分の可能性を考えたい人に対して、
嘘をつかない場所でありたいと思っています。
続けた先に何があるのか。
どんな可能性があり、
どんな厳しさがあるのか。
良いことも、厳しいことも、
正直に伝えた上で、
それでも挑戦したいと思える人と
一緒に進んでいく。
それが、
メイクリが大切にしている判断基準です。




