オンライン特化型の声優スクール・メイクリでは、 声優を目指したい人から「声優学校に2年間通うことを検討しているが、費用の全体像が見えない」という相談を受けることがあります。
2年間で220万円という学費は分かった。 でも実際に何を払い続けることになるのかが分からない。 2年間通い続けた結果として何が手に入るのかが見えない。
こうした状態で判断が進まないケースがあります。
集団レッスンの声優スクールで2年間払い続けるコストには、 金銭的な費用だけでなく、 時間と機会コストという観点を加えることで実態が見えます。
このページでは、 集団レッスンの声優スクールで2年間払い続けるコストの実態を整理します。
2年間の金銭的なコストの内訳
集団レッスンの声優スクールで2年間払い続けるコストの実態を確認するために、 まず金銭的なコストの内訳を整理します。
声優学校の場合、 2年間の学費の総額は約220万円が一般的です。
この220万円の内訳を確認します。
入学金:10万〜30万円程度(入学時に一括) 月謝:月7万〜9万円程度(24か月間) 発表会・舞台費用:年1〜2回、1回あたり数万〜十数万円 教材費:数万円程度 その他施設利用料など:スクールによって異なる
月謝だけを計算した場合、 月8万円 × 24か月 = 192万円になります。
入学金や発表会費用などを加えると、 総額は月謝の合計を上回ることがあります。
220万円という学費の数字に含まれているものと、 別途発生するものを確認することが必要です。
2年間で受け取る実質指導時間
集団レッスンの声優スクールで2年間払い続けるコストの実態として、 2年間で受け取る実質指導時間を確認します。
10人クラス・2時間レッスン・月4回・2年間の条件で計算します。
一人あたりの指導時間:2時間 ÷ 10人 = 12分 2年間のレッスン総回数:4回 × 24か月 = 96回 2年間の実質指導時間:12分 × 96回 = 1,152分 = 約19.2時間
220万円を払い、 2年間通い続けた結果として、 実際に指導を受けた時間の合計は約19.2時間です。
220万円 ÷ 19.2時間 = 約114,000円
時間単価は約11万4千円になります。
2年間で失う時間コスト
集団レッスンの声優スクールで2年間払い続けるコストとして、 金銭的な費用と並んで確認すべきなのが、 2年間で失う時間コストです。
声優学校に2年間通うということは、 2年間という時間を使うということです。
レッスンへの参加時間だけでなく、 往復の移動時間も発生します。
週1回通う場合の移動時間が往復2時間だとすると、 2年間で移動時間だけで約208時間になります。
レッスンの滞在時間(月2時間 × 24か月)に加えると、 2年間でスクールに使う時間の合計は相当な量になります。
この2年間という時間を、 別の選択肢に使うことができた可能性があります。
時間コストは金銭的な費用として明細に現れませんが、 2年間払い続けるコストの実態の一部です。
2年間で失う機会コスト
集団レッスンの声優スクールで2年間払い続けるコストとして、 機会コストという観点を加えます。
声優学校に2年間通うことで、 その期間に取れなかった選択肢があります。
220万円をマンツーマンレッスンに使った場合、 時間単価9,000円として約244時間の指導が受けられます。
声優学校の実質指導時間19.2時間に対して、 244時間は約12倍の指導時間に相当します。
2年間という時間と220万円という費用を、 声優学校以外の選択肢に使った場合に得られたかもしれない指導の量。
この差が機会コストとして積み重なります。
機会コストは金銭的な費用としては現れませんが、 2年間払い続けるコストの実態の一部です。
2年間後に何が手に入るか
集団レッスンの声優スクールで2年間払い続けた結果として、 何が手に入るかを確認します。
声優学校の卒業証書。 約19.2時間分の実質指導の経験。 クラスメンバーとの繋がり。 発表会や舞台への参加経験。
ですがこれらが声優としての仕事につながるかどうかは別の話です。
声優学校を卒業したことが、 声優として仕事が始まることを意味するわけではありません。
多くの卒業生は、 卒業後に養成所への入所や別のレッスンを探すことになります。
2年間払い続けた後の出口を確認することが、 入学前の判断材料として機能します。
2年間のコストの全体像を把握した上で判断する
ここまで見てきた内容に共通しているのは、 集団レッスンの声優スクールで2年間払い続けるコストの実態が、 金銭的な費用、実質指導時間、時間コスト、機会コスト、卒業後の出口という複数の観点から成り立っているという点です。
2年間の金銭的なコストの内訳がある。 2年間で受け取る実質指導時間は約19.2時間になる。 2年間で失う時間コストがある。 2年間で失う機会コストがある。 2年間後に何が手に入るかを確認することが必要。
月謝や総額という金銭的な費用だけでなく、 実質指導時間、時間コスト、機会コストという観点を加えることで、 2年間払い続けるコストの全体像が確認できます。
集団レッスンで2年間払い続けることの構造的な問題については、 集団レッスンに2年間通い続けるコストと得られるものの差で扱っています。

