オンライン特化型の声優スクール・メイクリでは、 20代後半で声優を目指し始めた人に対して、 最初の3ヶ月を判断の期間として使うことを前提にしています。
3ヶ月という期間は、 声優を目指すことの継続か方向転換かを判断するための、 実質的な材料を揃えるのに十分な期間です。
ただし、3ヶ月で判断できることとできないことがあります。
この区別を持った上で最初の3ヶ月を使うことが、 20代後半という年齢で声優を目指す人に必要な前提です。
3ヶ月で判断できること①|声の変化が出るかどうか
最初の3ヶ月で判断できる最初のことは、 声の変化が出るかどうかです。
修正速度が高い環境で個別の指導を受けた場合、 3ヶ月という期間で声の状態に何らかの変化が出始めます。
発声の問題が特定され、修正を受け、変化を確認するサイクルが3ヶ月間回れば、 最初の状態と3ヶ月後の状態を比較することができます。
変化が出ている場合、 継続する根拠が生まれます。
変化が出ていない場合、 その原因が環境にあるのか、声そのものの問題にあるのかを判断することができます。
3ヶ月という期間は、 声の変化が出るかどうかを確認するための最初の判断期間として機能します。
3ヶ月で判断できること②|修正の方向が定まるかどうか
最初の3ヶ月で判断できる二つ目のことは、 修正の方向が定まるかどうかです。
今の声の何が問題で、何をどう変えれば上達するのかという方向が、 3ヶ月間の中で明確になってくるかどうか。
修正の方向が定まってきた場合、 次の3ヶ月・6ヶ月で積み重ねる修正の見通しが立ちます。
修正の方向が3ヶ月経っても定まらない場合、 環境が個別の課題に集中できる構造になっていない可能性があります。
3ヶ月後に修正の方向が定まっているかどうかを確認することが、 環境が適切かどうかの判断材料になります。
3ヶ月で判断できること③|この環境が自分に合っているかどうか
最初の3ヶ月で判断できる三つ目のことは、 選んだ環境が自分に合っているかどうかです。
指導者との相性、 レッスンの進め方、 フィードバックの受け取りやすさ。
これらは実際に受けてみないと分からない部分があります。
3ヶ月間で、 毎回のレッスンが修正の積み重ねになっているかどうかを確認することができます。
積み重なっていると感じられる場合、 継続する根拠が生まれます。
積み重なっていないと感じられる場合、 環境を変えるタイミングを早めに判断できます。
3ヶ月という期間は、 環境の適合を確認するための実質的な判断材料が揃う期間です。
3ヶ月では判断できないこと|声優として仕事につながるかどうか
最初の3ヶ月で判断できないことがあります。
声優として仕事につながるかどうかです。
3ヶ月という期間は、 声の変化が出始めるかどうかを確認するための期間です。
仕事に使えるレベルまで声の状態を引き上げるためには、 3ヶ月より長い期間が必要です。
3ヶ月で仕事につながるかどうかを判断しようとすることは、 判断の期間と目的がズレています。
3ヶ月で判断すべきことは、 この環境でこの方向に進むことに根拠があるかどうかです。
仕事につながるかどうかの判断は、 修正が積み重なった後の段階で行うものです。
3ヶ月を有効に使うための前提条件
最初の3ヶ月を有効に使うためには、 前提条件があります。
修正速度が高い環境を選んでいることです。
集団レッスンや独学では、 3ヶ月という期間で修正が積み重なる量が少なくなります。
3ヶ月後に声の変化が出ているかどうかを判断材料にするためには、 その3ヶ月間で修正が積み重なる構造の環境に入っていることが前提です。
完全マンツーマンで個別の課題に集中した修正が毎回行われる環境であれば、 3ヶ月という期間が有効な判断材料になります。
環境を選ぶことが、 最初の3ヶ月を有効に使うための第一条件です。
3ヶ月後に判断するための確認事項
最初の3ヶ月が終わったタイミングで確認すべきことがあります。
3ヶ月前と比べて声の状態に変化があるかどうか。 修正の方向が定まってきているかどうか。 次の3ヶ月で何を修正するかの見通しが立っているかどうか。 この環境で修正を続けることに根拠があるかどうか。
これらを確認した上で、 継続するか環境を変えるかを判断することが、 3ヶ月という期間の正しい使い方です。
変化があれば継続する根拠が生まれます。 変化がなければ環境を変える判断ができます。
どちらの結論も、 根拠を持った判断になります。
3ヶ月という判断サイクルが20代後半に必要な理由
20代後半という年齢で、 3ヶ月という判断サイクルを持つことが特に重要な理由があります。
声優養成所や事務所の年齢制限を考えると、 20代後半に使える時間は有限です。
判断サイクルが長い環境を選んでしまうと、 合っていないと気づくまでに1年・2年が過ぎることがあります。
3ヶ月単位で手応えを確認し、 根拠を持って継続するか方向を変えるかを判断できることが、 20代後半という年齢で声優を目指す人に必要な構造です。
2年間の学校や長期拘束の養成所では、 この判断サイクルを持つことが難しくなります。
短い判断サイクルを持てる環境を選ぶことが、 20代後半で声優を目指す人の最初の基準です。
20代後半の声優志望者が最初の3ヶ月で何を判断すべきかと、そのための環境については、 20代後半から声優を目指す人が最初の3ヶ月で判断するために必要な環境の条件で詳しく扱っています。

