オンライン特化型の声優スクール・メイクリでは、 20代後半で声優を目指している人からの問い合わせの中に、 すでに別の環境で時間を使った後に来るケースが少なくありません。
「最初から知っていれば違う選択をした」という状況は、 構造的に避けられます。
20代後半で声優を目指す場合に、 最初に選んではいけない環境の条件があります。
選んではいけない環境の共通点
20代後半で声優を目指す場合に選んではいけない環境には、 共通した特徴があります。
・修正速度が遅い ・判断サイクルが長い ・費用が高額で引き返しにくい
この3つが揃っている環境は、 20代後半という年齢では特にリスクが高くなります。
修正速度が遅ければ、 練習していても声が変わらない状態が続きます。
判断サイクルが長ければ、 うまくいっていないことに気づくまでに時間がかかります。
費用が高額であれば、 途中でやめることへの心理的な抵抗が生まれます。
この3つが重なった環境に入ることは、 時間・費用・エネルギーの三重のコストを負うことになります。
2年制声優学校を選ぶことのリスク
20代後半で最初に選んではいけない環境の代表例が、 2年制の声優学校です。
声優学校の多くは、 2年間・総額200万円前後という構造になっています。
27歳で入学すれば卒業時は29歳。 28歳で入学すれば卒業時は30歳。
2年間の期間中に修正速度が上がる保証はなく、 卒業後に仕事につながる保証もありません。
さらに、声優学校の多くは集団レッスン形式を採用しています。
一人あたりに割ける時間が限られる集団レッスンでは、 個別の課題に深く踏み込む時間が確保しにくい構造になっています。
修正速度が遅い・判断サイクルが長い・費用が高額、 この3つが揃っているのが2年制声優学校の構造です。
大手養成所を選ぶことのリスク
大手声優養成所も、 20代後半で最初に選んではいけない環境になりえます。
大手養成所の多くは年齢制限を設けており、 20代後半になると応募できない枠が増えます。
年齢制限をクリアできたとしても、 大人数で同じカリキュラムを受ける集団指導形式では、 個別の修正に使える時間は限られます。
さらに、大手養成所では所属事務所への推薦を目標とした競争が生まれます。
この競争の中で、 10代・20代前半から練習を積んできた人たちと同じ土俵で評価される状況が発生します。
20代後半という年齢でこの構造に入ることは、 最初から不利な条件で戦うことを意味します。
年齢制限がないことだけを理由に選ぶことのリスク
20代後半で声優を目指す場合、 年齢制限がないことを理由に環境を選ぶケースがあります。
年齢制限がないことは、 その環境が20代後半に適していることを意味しません。
年齢制限を設けていない環境の中にも、 集団レッスン形式・高額学費・長期拘束という構造を持つものが多くあります。
年齢制限がない=自分に合っている環境、 という判断は根拠のある判断ではありません。
20代後半という年齢で重要なのは、 年齢制限がないかどうかではなく、 修正速度と判断サイクルの速さです。
独学を選ぶことのリスク
20代後半で声優を目指す場合、 費用を抑えるために独学から始めようとするケースがあります。
独学での練習が機能しにくい理由は、 自分の声を自分で正確に評価することが難しいからです。
録音して聴き返しても、 何がどうズレているかを判断するための基準がなければ、 練習の方向が定まりません。
声優の練習は、 正しい方向への修正が積み重なることで機能します。
方向が定まっていない状態で練習を続けることは、 悪い習慣を強化するリスクを持ちます。
独学で時間をかけてから環境を変えようと考えている場合、 その独学期間に積み上げた癖を後から直すコストが発生します。
費用を抑えるための独学が、 結果的に総コストを上げることになるケースは珍しくありません。
「続ければ変わる」という前提を持つ環境のリスク
20代後半で選んではいけない環境の特徴のひとつが、 「続ければ変わる」という前提で運営されている環境です。
続けることへの動機づけを中心に置いた環境では、 具体的に何がどう変わっているかを確認する仕組みが弱くなりやすいです。
20代後半という年齢では、 続けることより変わっているかどうかを確認できることが重要です。
変わっているかどうかを確認できない環境に長くいることは、 変わっていない状態が続いていても気づけない状態を作ります。
変化を定期的に確認できる仕組みがある環境を選ぶことが、 20代後半という年齢には必要です。
20代後半が最初に選ぶべき環境の条件
20代後半で最初に選んではいけない環境が分かれば、 選ぶべき環境の条件は自然に絞られます。
・完全マンツーマンで個別の課題に集中できること ・数ヶ月単位で手応えを確認できる判断サイクルがあること ・移動時間が発生しないオンライン形式であること ・費用が修正速度に見合っていること
この条件を満たす環境であれば、 20代後半という年齢でも修正速度を上げながら動くことができます。
最初に選んではいけない環境に時間と費用を使う前に、 選ぶべき環境の条件を把握しておくことが必要です。
最初の環境選びが後の全てに影響する
20代後半で声優を目指す場合、 最初の環境選びが後の結果に大きく影響します。
正しい環境を選べば、 数ヶ月で成長の手応えを確認しながら動くことができます。
間違った環境を選んでしまえば、 時間と費用を使い続けた後で改めて選択し直すことになります。
最初の環境選びに時間をかけることは、 遠回りではありません。
判断の根拠を持った上で選ぶことが、 20代後半で声優を目指す人に最初に求められることです。
20代後半で声優を目指す場合の環境選びの基準については、 20代後半から声優を目指す人が伸びるために必要な最初の判断で詳しく扱っています。

