ボイトレ体験レッスンの時間設計が抱える構造的問題

オンライン特化型の声優スクール「メイクリ」では ボイトレスクールの体験レッスンを受けた後に 「短すぎて何も分からなかった」という話を聞くことがあります。

シアーミュージック、ナユタス、MYUをはじめとする大手マンツーマンスクールの体験レッスンは 多くの場合30分前後に設定されています。

受ける側にとってこの時間は ボイトレのレッスンを体験するには短いと感じる人もいれば 無料だから十分という感覚の人もいます。

ですが体験レッスンの時間設計には 受ける側が気づきにくい構造的な問題があります。

このページでは ボイトレ体験レッスンの時間設計が抱える構造的問題を見ていきます。

ボイトレのレッスンが成立するために必要な時間

ボイトレのレッスンが成立するためには 最低限いくつかの工程が必要です。

まず現状の声を確認する工程が必要です。 どこに問題があるのかを特定するためには 実際に声を出してもらい聴いて確認する作業が必要です。 この工程だけでも相応の時間がかかります。

次にその問題に対してアプローチする工程が必要です。 課題が特定できたとしてどう改善するかを伝えて 実際に試してもらう作業が続きます。

さらに変化を確認する工程が必要です。 アプローチの前後で何が変わったかを確認しなければ その日のレッスンが成立したかどうかが分かりません。

この3つの工程を毎回完結させることが ボイトレのレッスンが積み重なるための最低条件です。

この工程を完結させるためには 少なくとも60分前後の時間が必要です。

30分という時間設計で何が起きるか

体験レッスンに設定されている30分という時間の中で 実際に何が起きているかを見ていきます。

まずヒアリングが始まります。 なぜボイトレを始めたいのか、今どんな悩みがあるのか、 過去のレッスン経験はあるか、目標は何か。 この確認だけで15〜20分はかかります。

残り10〜15分で行えることは 発声の基本的な確認か簡単な練習を一度試す程度です。

ボイトレとして本来必要な工程である 現状確認、課題特定、アプローチ、変化の確認という流れを 30分で完結させることは時間の設計上難しい状態です。

体験レッスンで体験できるのはレッスンの雰囲気であり ボイトレのレッスンの中身そのものではありません。

30分が選ばれている理由

体験レッスンに30分という時間が設定されている理由は ボイトレの工程を完結させるためではありません。

スクール側にとって体験レッスンは集客手段です。 入会の意思決定を促すことが目的として設計されています。

この目的のためには スクールの雰囲気と講師の印象を伝えることができれば十分です。 ボイトレとして本来必要な工程を完結させる必要はありません。

30分という時間はこの目的に対して合理的な設計です。

受ける側が「レッスンを体験しに来た」と認識している場合 スクール側の目的との間に最初からズレが生じています。

体験レッスンの時間設計はレッスンのためではなく 入会案内につなげるための設計として機能しています。

各スクールのレッスン時間と体験レッスンの関係

通常レッスンの時間設計を見ると スクールによって異なる設定になっています。

シアーミュージックは通常レッスンが1コマ45分です。 ナユタスは1コマ50分です。 MYUは1コマ60分です。

通常レッスンの時間でも ボイトレとして本来必要な工程を完結させるには 45分では難しい場面が出てきます。

収録して聴き返し課題を特定しアプローチして変化を確認するという流れを 45分で毎回完結させることは 工程の一部を省略しないと成立しにくい状態です。

シアーミュージックの45分という設定は 同業他社のナユタス50分、MYU60分と比較しても短い水準にあります。

体験レッスンの30分という時間設計は 通常レッスンの時間設計をさらに短くしたものです。 通常レッスンの時間でも工程が省略されやすい状況で 体験レッスンの30分にレッスンとしての工程を期待することは 構造上難しい状態です。

時間設計が講師の動機に与える影響

体験レッスンの時間設計は 担当する講師の動機にも影響します。

シアーミュージックの体験レッスンは成功報酬型です。 入会に繋がらなければ担当した講師への報酬はゼロです。

通常レッスンでの講師報酬は1コマ45分あたり800円です。 ナユタスは1コマ50分で1,500円 MYUは1コマ60分で1,300円です。

体験レッスンの入会率は10%を下回ります。 10回担当して9回は報酬がゼロという状況では 30分の体験レッスンにボイトレとして本来必要な密度で臨む動機は 経済的な観点からは成立しにくくなります。

時間が短くかつ報酬ゼロの可能性が高い状況が重なることで 体験レッスンの質が安定しにくい状態が生まれています。

これは講師個人の問題ではなく 時間設計と報酬構造が組み合わさった結果です。

体験レッスン後の入会案内が機能する仕組み

体験レッスンの30分が終わった後には 多くの場合スタッフによる入会案内があります。

コースの説明、料金の提示、今月入会した場合の特典案内。 この流れは体験レッスンとセットで設計されています。

体験レッスンで良い印象が残った状態で 入会案内を受けることになります。

ヒアリングで親切に話を聞いてもらい 発声確認で褒められ 短い練習で何かできたような感覚が残った状態で 判断を求められます。

この流れは入会の意思決定を促すために合理的に機能します。

ただしこの流れの中で確認できているのは 体験レッスンの雰囲気です。 入会後のレッスンが成立するかどうかを判断するための情報は この時点では揃っていません。

時間設計の問題が示すもの

ここまで見てきた体験レッスンの時間設計に共通しているのは ボイトレのレッスンとして機能させるためではなく 入会案内につなげるために設計されているという点です。

30分という時間は スクールの雰囲気と講師の印象を伝えるには十分です。 ボイトレとして本来必要な工程を体験するには不十分です。

受ける側がこの違いを知らないまま体験レッスンに臨むと 30分でレッスンを体験したつもりになりながら 実際にはスクールの集客プロセスに入ったという状態になります。

体験レッスンの時間設計が抱える構造的問題と 入会後のレッスンが成立するための条件については 大手マンツーマンスクールの無料体験レッスンが成立しない構造で扱っています。

MAIKURI

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